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金の斧、銀の斧というお話



みなさん、『金の斧、銀の斧』というお話はご存知でしょうか?

木こりが水辺で木を切っていたら手を 滑らせて大切な斧を川に落としてしまって(池かもしれない)困っていたところ、川から女神が現れて『落としたのはこの金の斧かい?』と尋ね、

木こりが『違う』と応えると、『落としたのはこの銀の斧かい?』と尋ね、

また木こりが『違う』と応えると、『落としたのはこの鉄の斧かい?』と尋ねると

木こりが『そーそーそれそれ』と応えると、女神が『お前は正直だから全部の斧をあげよう!』という正直者だといいというお話


前置きが長くなりましたが、最近の暖かさに焦って、私は怒涛の薪割り作業に明け暮れていて、なかなかの斧の使い手になってきてふとこの『金の斧、銀の斧』の話を思い出して、

これは正直というよりも当たり前の回答だと発見しました。

斧は鋼でなくては仕事になりません。金や銀では柔らかくて役に立たないから、『落としたのはこれかい?』と聞かれても違うよ!と応えるのは当たり前だよな と

夢のない大人になった春の昼下がりでした。



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